■ ID | 212 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 炭素分析における有機性炭素成分の炭化について Study on carbonization of particulate organic carbon in thermal analysis |
■ 著者 | 寺嶋和也
Kazuya Terashima
埼玉大学大学院 関口和彦 Kazuhiko Sekiguchi 埼玉大学大学院 萩野浩之 Hiroyuki Hagino 埼玉大学大学院 坂口智洋 Tomohiro Sakaguchi 埼玉大学大学院 幸範英 Norihide Yuki 埼玉大学大学院 姜兆武 Jiang Zhao Wu 埼玉大学大学院 坂本和彦 Kazuhiko Sakamoto 埼玉大学大学院 梅沢夏実 Natsumi Umezawa 埼玉県環境科学国際センター 松本利恵 Rie Matsumoto 埼玉県環境科学国際センター 米持真一 Sinichi Yonemochi |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第44回大気環境学会年会、平成15年9月25日 |
■ 抄録・要旨 | SPMを構成する主要成分である炭素成分は、通常有機性炭素(OC)と元素状炭素(EC)とに分けて評価されるが、従来の熱分離法では、分析中のOCの炭化によるECの過大評価が指摘されていた。本報告では、炭化分の補正が可能である熱光学式炭素分析計(TOA)を用い、異なる地点(鴻巣市(沿道)、さいたま市(都市居住地域)及び騎西町(遠隔地))で夏期と初冬期に粒径別捕集した粒子状物質中の炭素成分を分析し、比較を行った。炭化分の補正を行わずにOCとECの分析を行うと、OCの炭化が確認されたが、炭化割合は地点、季節、粒径で異なった。特に粒径別では、粒子が小さいほど、炭化割合が大きくなる傾向がみられた。 |
■ キーワード | SPM,炭素成分,有機性炭素,元素状炭素,炭化,熱光学式炭素分析計 |
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